導入事例・お役立ち記事 information

導入事例インタビュー
Swallowish Clinic
スワローウィッシュクリニック様

※インタビュー記事は、取材時点でのサービス内容に基づいてご回答いただいております。

Swallowish Clinic スワローウィッシュクリニック

金沢 英哲 様

東京都

院長プロフィール

獨協医科⼤学医学部卒業後、⾃治医科⼤学⽿⿐咽喉科学教室⼊局。聖隷三⽅原病院リハビリテーション診療科、⾃治医科⼤学附属病院⽿⿐咽喉科、⼀⾊クリニック形成外科・⽿⿐咽喉科 京都ボイスサージセンター等を経て、浜松市リハビリテーション病院 えんげと声のセンター副センター⻑等を歴任。嚥下機能改善⼿術などで嚥下障害・⾳声障害の克服に尽⼒。日本嚥下医学会評議員、日本摂食嚥下リハビリテーション学会評議員、日本臨床倫理学会評議員等。2018年Swallowish Clinic スワローウィッシュクリニックを開設。

全ての条件にマッチした『きりんカルテ』

―『きりんカルテ』導入のきっかけを教えてください。

私の専⾨分野は重症度の⾼い摂⾷嚥下障害者の診療や⼿術で、全国各地のプロフェッショナルが介⼊しても難しいケースの依頼に対して、⽴ち合ってサポートをしています。このほか、患者さんやご家族から直接の依頼を受けて日本全国および一部諸外国患者さんに往診しています。複数の医療機関にも従事・提携しており、当院として動けるのは⾦曜・⼟曜しかなく、患者さんの要請や緊急度に応じて、平日夜間や日祝日も応需しています。個⼈で開業を考えるにあたり、できるだけコンパクトに開業する点に重きを置くと、電子カルテやレセプトオンライン請求のシステム構築は必須と考えて各事業者を吟味した結果『きりんカルテ』しかないと思いました。『きりんカルテ』があったから、開業に踏み切る決断ができたと思っています。

カルテを選ぶ時にポイントにした条件は3つあります。まずはランニングコストが低いクラウド型の電⼦カルテであること。そして、訪問診療に対応していること。最後に、受付から会計、レセプト⼊⼒までを私⼀⼈で操作でき、完結できることです。この条件にぴったりと合ったのが『きりんカルテ』でした。

―クラウド型の電子カルテに抵抗はありましたか。

全くありませんでしたね。オンプレ型の電⼦カルテはどうしてもランニングコストの負担が⼤きいイメージが強くありました。また、私の場合は出張先や訪問診療先から電子カルテにアクセスするため、サーバーを院内に置かないほうがむしろ都合がいいと判断しました。さらに万が⼀の災害時のデータ保存のリスクを考えた時にも、クラウド型が安全だと思ったのです。懸念されるセキュリティ⾯も『きりんカルテ』はログイン時に「クライアント証明書」が必要でしっかりとしているので、安⼼して利⽤できています。

―導入後のサポートについてのご意見をお聞かせください。

遠隔だからといって「機械と機械」のような冷たいつながりではなく、「⼈と⼈」のつながりを感じられる点に魅⼒を感じています。私の場合、事務員を雇っていないので、何もわからないところから⼿取り⾜取り教えていただきました。電話で問い合わせをすると、毎回オペレータの⽅が優しく対応してくださったんです。その後まもなくのうちに開始されたチャットでは、いつもレスポンスが迅速で詳細解説へのリンクURLもご案内いただけるなど、利便性が高いサービスです。開業当時は特に助けられました。受付業務やレセプト請求実務の知識がまったくなきまま開業した私でもできるようになれたのは『きりんカルテ』皆さまのご支援なくして有り得ませんでした、深く感謝しています。

訪問診療や自由診療にも対応できる機能

―「使い勝手が良い」と感じる具体的な機能を教えてください。

カルテ作成の時に利⽤する「ORCA(オルカ)履歴」機能(※)です。訪問先でできるだけ効率良く診療を開始するために、事前に「日レセクラウド」で登録を済ませます。具体的には、予約段階で送っていただいた保険証の写真で保険情報を確認し、カルテを作成しておきます(もちろん、当日に原本を改めて確認しています)。訪問時には診療⾏為を記⼊していくだけの状態にして、⼀⼈でも滞りなく進められるようにしています。「ORCA履歴」等の機能を使えば、出先でも過去の診療⾏為を⼀覧で確認できるので助かっています。

※日本医師会ORCA管理機構株式会社製品「日レセクラウド」で登録した診療行為の履歴を『きりんカルテ』のカルテ画面上で参照・Do入力できる機能。

―金沢先生ならではの使い方はありますか。

当院は、⼀部で⾃由診療を扱っているので、「⾃由診療カルテ」や「⾃費マスタ」の機能を⽇々使っています。特に「⾃由診療カルテ」は「保険診療カルテ」と1クリックで切り替えができ、作成・管理できる点がとても便利ですね。最初は操作がわからないこともありましたが、使い慣れてしまえば個別にマスタ登録できる「⾃費マスタ」も使いこなせるようになりました。

開業は一人でもミニマムから始められる

―そのほか、先⽣が気に⼊っている機能を教えてください。

撮影した写真をそのままカルテにアップロードできる「カルテ ZERO アプリ」です。例えばスマートフォンで患者さんの異常所⾒のある箇所を撮影すると、画像をそのままカルテにアップできます。ほかにも、検査結果の画像や保険証の控えを⾯倒な作業なくカルテに加えられるのでとても重宝している機能です。無料で使えますし、これにも「クライアント証明書」が付いているのでセキュリティ⾯も安⼼です。日常的に使っています。

―導入を検討中の先生へひと言お願いします。

『きりんカルテ』はランニングコストが低く、事務の知識がなくてもすぐに導⼊・運⽤ができて、⼀⼈で管理できる範囲でミニマムに始められます。私のように専⾨領域を個別に⽣かした診療・自由診療との併用、訪問診療において利便性・操作性が優れていること、フルタイムではない診療形態のためクラウド型による低コスト運用が大変助かっていること、開業時から使い続けてこれといった不便を感じていないこと、サポートの皆さまの対応にいつも温かみを感じられること、などひと言では言い尽くしがたい、圧倒的におすすめの電⼦カルテです。

(2021年11月5日)

Swallowish Clinic スワローウィッシュクリニック

耳鼻咽喉科医・リハビリテーション科医としての経験を生かし、摂食嚥下障害・音声障害の診療・医療相談を承っています。一人ひとりに丁寧な診療により、手術治療・緩和も含め、最適の医療を提案します。

診療科目

耳鼻咽喉科、リハビリテーション科(金沢英哲先生)、小児科(金沢鏡子先生)

住所:〒104-0061
東京都中央区銀座6-12-2 東京銀座ビルディング701

URL:https://swallowish.org
※Webサイトから完全予約制

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