導入事例インタビュー
足と歩行の診療所様

※インタビュー記事は、取材時点でのサービス内容に基づいてご回答いただいております。

足と歩行の診療所

吉原 正宣 様

東京都

院長プロフィール

2016年 医療法人社団青泉会下北沢病院 足病総合センター/糖尿病センター 足病総合センター副センター長 医療支援室 室長。
2017年 東京メディサイトクリニック 形成外科 足病科勤務等を経て、2018年10月 足と歩行の診療所 開院。形成外科専門医。

「足」の問題で困っている人を
少しでも元気にしていきたい

―クリニック開院の経緯を教えてください

 これまで勤務していた病院では、形成外科専門医として糖尿病性の足潰瘍などの慢性創傷を中心に診ていました。せっかく傷を治しても患者さんは再発してしまうこともあり、どうしたら再発を防止できるのか、それ以前に予防はできないのかと考えていました。そんな時に偶然、アメリカの足病専門医の先生と知り合い、「足病学」の指導を受ける機会を得たのです。欧米ではフットケアの考えが進んでおり、アメリカでは足を専門に診る国家資格を持った足病医が約15,000人もいます。一方、日本では高齢化や環境の変化とともに足の問題が増えているにもかかわらず、普段から足は放ったらかしで、結果として歩行が困難な方も大勢いるのが現状です。
 そこで、『歩けないをなくしたい』という思いから当診療所を開院し、足を適切・快適に使うことで体への負担を減らし、元気に体を動かせるようになるよう、日々診療をしております。クリニックや往診は、患者さんの様々な生活をより身近に見て感じることができるため、様々な面で支えることができると考えています。ぜひ患者さんとは病気の時という「点」ではなく「線」で長いおつきあいをしていきたいと思っています。
 足に問題があってもどこで診てもらえば良いかわからない方、病院で思うような結果がでなかった方、そんな困っている方々が少しでも元気でいられるように、という気持ちで診療しています。

最低限の機能を備え、
あとは自分で設定できる。
端末選択の自由度もポイント

―『カルテZERO』とはどちらで出会いましたか

 僕はいわゆる「電子カルテ世代」なので、電子カルテがないとやっていけません。電子カルテならば、紙のカルテとは違い、自分でカルテを見返す時や、他の人が見る時にも字が読めなくて困るということはありません。カルテを保存する場所を必要としないので、ずっと残しておくこともできます。ですから、開業に際しては電子カルテの導入は必須です。そう考え、どのような製品があるのかとインターネットで検索し『カルテZERO』を見つけました。 他社製品とも比べてみましたが、「費用がかからない電子カルテ」なんて、非常に画期的でしたね。最初は何かの間違いか、裏があるのではないかと疑いたくなりましたけれど。そうではないことがわかり安心しました。笑 

―『カルテZERO』を選択した決め手は何でしょうか

 どんな製品でも、導入を検討する際にこだわりだしたらきりがない。使う人個々でニーズは違うので、全員が満足する完璧な製品など無いと考えています。たとえ大手・中堅メーカーの有料電子カルテであっても、操作しづらいと感じる部分は多くあります。そう考えると、「診療するために必要最低減の機能が整っていて、あとは自分でマスタなどの細かい部分を設定できる」というのが僕にとっては大切。そのニーズにはまったのが『カルテZERO』でした。
 また、僕はApple社製品で電子カルテを使いたかったのですが、そこに合致する製品は意外に少ないのです。『カルテZERO』はMacでも使えるというのも大きなポイントでした。デモンストレーションで実際の動きを見せてもらい、滞りなく操作できることが確認できたため、お試し版を使ってみることもなく、即導入を決めました。

パソコンを使える人なら
直感的に使える。
導入も電話サポートのみで実施

―導入までの流れで、困ったことはありましたか

 開院が10月で『カルテZERO』を実際に導入したのが9月末。各パソコンにクライアント証明書をインストールした後に、動きを確認して終了。一連の作業を『カルテZERO』の電話サポートのみで進めましたが、特に困ったことはありませんでした。開院に向けた細かなタスクが多い中で、導入のスムーズさはありがたいです。
 細かい部分については、診療と並行して今でもまだ作り込みをしています。これも「管理メニュー」の画面から、意外と簡単に設定できます。作り上げたものを後で変更したい場合も、自分たちですぐにできるのもメリットだと思います。当院には医療施設での経験のないスタッフもいますが、『カルテZERO』はパソコンを使える世代ならば直感的に動かせるので、必要最低限はすぐに動かせました。

―普段はどのような使い方をしているのでしょうか

 医師は僕1人で、診察の際にはノート型PCを持って診察室を移動し、在宅診療にも持って行きます。自宅からアクセスすることもできるのがクラウド型の便利なところです。
 院内では放射線技師、看護師、事務スタッフが『カルテZERO』を使用しています。実際に運用してみながら、カルテを使用するパソコンを増やしていきました。現在は画像アプリを使用するためのiPad3台を含めると、端末は10台ほどになりました。何台で使っても「無料」なのは非常に良いですね。今後医師やスタッフが増えてくると、カルテとしてだけではなく、院内のコミュニケーションツールとしても使えるのではないでしょうか。

アップデートも自動。
追加費用や設定もなく、
いつでも快適に使える

―『カルテZERO』を導入して、どんな点に満足していますか

 サーバー型だと、電子カルテの操作しかできない。しかし、当院では1台のパソコンで電子カルテを操作するだけではなく、クリニック広報に関わるWEBの編集や動画の制作まで行います。パソコン1台で様々な機能をこなしたい時に、クラウド型は最適でした。
 また、アップデートについても見逃せません。サーバー型はアップデートするために追加費用が発生したり、そうでなければ自分で対応しなければならないことが普通です。一方で、クラウド型である『カルテZERO』は頻繁にアップデートされ、更新も自動でどんどん使いやすくなっていく。いつでも最良の状態で使えることは、大きなメリットだと思います。その反面か、「クラウド型は反応が遅いから使いづらい」という話も聞きますが、『カルテZERO』に関しては僕はそんなに気になりません。
 こちらの要望に応えようとしてくれているところもありがたいですね。「これは無理かな?」ということを言うと、普通であれば「それはできません、対応していません」で終わりだと思います。しかし、カルテ上のチャット機能を使って色々な相談をしてみると、「他の先生からも同様の意見をいただいているので改良します」「何とか考えてみます」と返答してくれることも多いのです。ドクターからの細かな要望を、すぐに開発要件に取り込んでいくところに、企業努力を感じますね。
 どうしても電話やチャットでは解決しない時は、遠隔指示もありますし、土曜日でも17時まで対応してもらえる。サポートもしっかりしているなあ、と思います。大手メーカーに比べて、小回りが利く印象です。

―今後、『カルテZERO』に期待することは何でしょうか

 困ることや不便なことがあったとしても、無料でよくやってくれていると思います。これが有料だったら不満に感じるのかもしれませんが、無料のカルテとしては十分です。
 強いて言えば、連携がもっと充実していると良いと思います。当院では採血は外注していますが、検査結果は取り込みだけで、カルテから直接検査会社にオーダーすることはできないので。また、PDF画像を取り込んだときに、アイコンとして画像が見えるといいですね。
 あと、これは僕の理想なのですが、iPadとwi-fiだけで全てをまかなえるようにしたい。患者さんの歩き方の動画や写真を撮る必要があるので、iPadで撮影し、絵を描き、記録し、そのままどんどんカルテに貼り付けたいと思っています。現時点ではタブレットに対応していないため、それができるようになるといいですね。
 また、これは将来的な話ですが、患者さんがいつでもマイ・カルテにアクセスできるようになると良いのではないでしょうか。今は患者さんの情報を持っているのは医療施設側だけ。患者さんは毎回レントゲンやCTを撮られ、同じことを聞かれることになる。僕たちも医療機関を転々と移っている人のデータは収集できません。ゆくゆくは患者さん自身がデータ管理して、スマートフォンで見られるようになっていければ良いな、と思います。

手持ちのパソコンでも利用可能。
浮いた費用で医療機器を導入

―導入を検討している方にアドバイスをお願いします

 電子カルテを導入しようと思うと、思いのほか高額です。場合によっては使用するパソコンも全て決められてしまい、指定のものを購入しなければなりません。電子カルテが無料で使え、自分が持っている機種に何台でも入れることができ、使いやすいように自分で細かな設定ができる。当院では電子カルテ導入の費用が浮いた分で、医療機器を1台購入することができました。
ベースのデザインにこだわりがなく、必要十分な働きをしてくれれば良い、という方には『カルテZERO』は圧倒的に良いですよ。あとはカスタマイズ次第。 開業準備中の先生方には、『カルテZERO』をお勧めしたいと思います。

(2019年2月14日)

足と歩行の診療所

米国足病外科医より指導を受けた経験豊かな形成外科専門医が、「足の病気」と「歩行の障害」を専門に治療するクリニックです。 子どもの発育障害、大人の巻き爪や外反母趾といった足のトラブル、高齢者の関節障害による歩行障害など、全年代の足と歩行のトラブルに対応しています。

診療科目

形成外科・外科

住所:〒144-0051
東京都大田区西蒲田8-1-7 グランタウンビル9F

TEL:03-6715-9430

URL:https://www.footwalk.clinic/