開発ログVol.1 きりんカルテの人気機能をご紹介
こんにちは、きりんカルテシステムです。
あっという間に季節は過ぎ、日中でも肌寒い日が増えてきました。
10月からお問い合わせ電話窓口を再開し、多くのお客さまにお問い合わせいただいています。きりんカルテをご紹介できる機会をたくさん頂けて嬉しい限りです。
今回は、普段お客さまが直接見ることができない"きりんカルテの開発"について少しお話ししたいと思います。
きりんカルテでは、お客さまから頂くご要望・ご意見を基に、どうすればより使いやすくなるだろうか、このご要望はどう実装するのが望ましいかと日々開発会議を重ねています。
製品をリリースしてからもうすぐ5年、これまで開発した機能や取り組みの中で特にご好評いたただいているものをご紹介します。
ORCA履歴機能
きりんカルテは日医標準レセプトソフトORCA(オルカ)のクラウド版のシステムである「日レセクラウド」と連動いたします。
クラウド/オンプレミス型を問わず、既にORCAをご利用になっているクリニックでは、過去の診療履歴が患者さんのデータとして蓄積されています。
「ORCA履歴」は、このORCAに蓄積されている過去の診療行為をカルテにそのままDo入力できる機能です。
この機能は、既存のシステムからデータ移行をしてきりんカルテを導入するお客さまに、大変ご好評いただいております。
ORCA以外のシステムからのデータ移行の場合も、一度私たちにご相談ください。
在宅・訪問診療カルテ
2016年の製品リリースから備わっていた定番の機能で、在宅医療を行なうクリニックで、広くご利用いただいています。
「在宅・訪問スケジュール」画面から訪問日を入れてカルテを作成すれば、診察予定の患者さんのカルテを予め記入・保存しておくことが可能です。事前の処方箋印刷や、処方の一括Do入力機能もございます。
外来診療の他に在宅医療も行なっているクリニックや訪問診療をメインにされているクリニック等、様々なユーザーさまにご利用いただいている機能です。
最近では、患者さんの高齢化や社会情勢により、外来だけではなく在宅医療に力を入れることにしたクリニック等から、ご検討のご相談が増えてきました。
所見やオーダーの入力方法は外来カルテと変わりないため、外来+在宅での利用でも使用感を違えることなく操作していただけます。
カルテの速度改善
カルテの速度については、クラウド上にデータの置き場がある「クラウド型」電子カルテ業界全体の課題であり、きりんカルテでも製品のリリース初期からずっと取り組んでいます。
これまでも、リリースのたびに様々な施策で速度改善を行ってきました。
その中でも今夏のリリースでは、1クリックあたりの動作速度がなんと5.6倍へ。大幅な速度改善を実現しました。
従来に比べ大幅に処理速度がアップしたことで、ユーザーさまからうれしいお声もお寄せいただいております。皆さまからのお声は私たちの励みになっています。いつも本当にありがとうございます。
速度改善に対する取り組みについては終わることのない分野です。
今より少しでも動作速度を改善できるよう、これからも取り組んでまいります!
今後の開発リリース予定
今後もきりんカルテでは様々なリリースを準備しています。
例えば…
・文書フォーマットの追加
・シェーマ画像の追加
・カルテ画面の文字サイズ変更 など
ユーザーさまからのお声を基に開発計画を進めています。
きりんカルテの更なる進化にご期待ください!
(対応内容やリリース時期については、変更となる場合があります。)
さいごに
今回ご紹介できなかった機能や使い方などは、また別の機会でお知らせできればと考えています!
ユーザーの皆さまからはたくさんのお声を頂いており、開発・リリースまでにお時間を頂戴しているものもありますが、一所懸命「今よりもっと」を合言葉に、より使いやすく 皆さまに愛されるカルテを目指して、社員一同これからも開発に取り組んで参ります。
今後とも、きりんカルテをどうぞよろしくお願いいたします。