導入事例・お役立ち記事 information

導入事例インタビュー
成瀬台ホームケアクリニック様

※インタビュー記事は、取材時点でのサービス内容に基づいてご回答いただいております。

成瀬台ホームケアクリニック

畑地 慶三 様

東京都

院長プロフィール

聖マリアンナ医科大学卒業、医学博士。消化器外科医として、10年以上に渡り大学病院、関連病院に勤務。その後、裾野市にある認知症専門クリニック院長を4年間務める。4人の子供の育児と両立しながら、健康に暮らせる街作り、安心して自宅で最期を迎えられる地域作りを目指し、訪問医療を中心としたクリニックを開業。

患者さんの普段の姿を感じ、
「いかに患者さんの声に耳を傾けてあげられるか」が
訪問診療の醍醐味

―クリニックの特徴を教えてください

 訪問診療を主とし内科、外科、緩和ケアと、総合的に患者さんを診ることを心掛けています。なぜ訪問診療かと言うと、患者さんの普段の姿を生で感じ取ることができるからです。高度な医療や検査は提供できませんが、患者さんをご自宅で診る場合、そういったものにあまり必要性を感じていません。むしろ、『いかに患者さんの声に耳を傾けてあげられるか』訪問診療の醍醐味はそこにあると感じています。僕はいつもロードバイクにバイクウエアで往診するのですが、『先生の元気な姿を見ると、こっちも元気が出るよ』と言ってもらえるのが一番嬉しいですね。

シンプルな電子カルテを探して
『カルテZERO』を選択

―電子カルテを選定するにあたって、重視していたポイントはありますか

 開業にあたり、電子カルテの選択はクリニックの運命を左右すると言っても過言ではない重要な問題です。大手メーカーなどでは値段も高く、一開業医にはコスト的に厳しいものがあります。また、今まで色々な病院で様々な電子カルテに触れてきたおかげで、「大手メーカーの電子カルテだからと言って、決して使いやすい訳ではない」と言うことも身をもって知っていました。
 なので、いざ自分で導入するという局面にあたっては、実際に操作する画面がレイアウトとして見やすいかということは非常に重要視していましたね。今の電子カルテは機能や画面の構造が複雑化していて、ボタン一つでポンとオーダーできるものが少ない。必要最低限のものが整っているシンプルなものがほしかった、というのが『カルテZERO』を選んだ理由の一つです。『カルテZERO』は外来と在宅が最初の時点でわかれています。診察していて特にやりにくいということもなかったので、レイアウト的にも悪くないのではないかなと。それならば、コストを極限まで抑えられる『カルテZERO』にしようと思ったわけです。

これからの医療業界を考えると、
クラウド型のメリットは大きい

―最終的に『カルテZERO』を選択された決め手はなんでしょうか

 クラウド型であること、レセコン一体型であること、コストがかからないことの3つです。今の医療業界は極めて不便だと感じています。患者さんは受付に来るとまず問診表を書かされ、待たされ、診察がすぐに終わることもあれば、よく分からない検査をさせられ、また待たされ、会計をし、処方箋をもらって、薬局に行く。そこでもまた待たされ、会計を支払って薬をもらう。本当に一日がかりの大仕事です。待っている間に、風邪をうつされたり、体調を崩されたりしたのでは元も子もありません。
 その点、クラウド型の『カルテZERO』を用いた訪問診療の場合、その場で診察・処方箋・明細書&領収書・請求書をまとめて発行することが可能なため、上記のようなストレスを患者さんに感じさせることはありません。会計に関しても、煩雑な場合は月末に作業をすることもありますが、往診では基本的にその場で完結するので、非常にありがたいです。 患者さんとお話ししながらでも自分で明細書の説明もできるのもいいですね。
 また、クラウド型だと、従業員もインターネット回線があれば、自宅やカフェなどで仕事をすることができます。働く人だって家庭があったりする訳ですから、1箇所でしか仕事ができないというのはとても不便なことです。これからはどこでも仕事ができる、そういう時代になってくるはずだと感じています。そういった点でいうと、クライアント証明書を入れれば、電子カルテを使う端末を何台でも増やせるというのはありがたいです。他の電子カルテだと、パソコン1台追加につき追加料金を取られることが多いので。

―導入の際に困ったことはありませんでしたか

 正直言って、パソコンは苦手な方でした。〇〇をインストールして、証明書をダウンロードして〜、というのを読むのも嫌いな方でしたが、マニュアルが非常に分かりやすくできており、一つずつ確実に丁寧にこなしていけば、サポートに来てもらわなくても導入することができました。ある程度の根気は必要ですが。あとは、チャットによるサポートがすごく便利でしたね。どんな質問でも2~3分で答えてくれますし、電話するよりも気がねなく利用することができたので、大変助かりました。

在宅医療が増えていく中で、
医療機関同士の連携が今後の課題

―今後、『カルテZERO』に期待することは何でしょうか

 今後、ますます在宅医療は増えていきます。医療業界全体が在宅医療にシフトしていく中で、いかにカルテ同士が連携できるかが非常にポイントになってくる。そうすると、カルテの端末台数を簡単に増やせる、ということは強みになってくると思います。これからもっと『カルテZERO』が普及すると、患者さんの情報を共有しやすくなると思うので、われわれの在宅医療はやりやすくなる。一人でも多くの医師にこのカルテを使ってもらい、連携が強くなっていけばいいなと思います。

―『カルテZERO』をお勧めするとしたらどういうクリニック様ですか

 コストが気になる方や、効率よく運営をしたい方に合っていると思います。効率化することは、患者さんの負担軽減に繋がります。チャットのサポートなどもしっかりしているので、スマホに慣れている人であれば抵抗なく導入できるのではないでしょうか。先に述べたように、今の医療体制に不便さを感じている人、自分を含め、従業員の働き方を改革したい人にも合っていると思います。

(2018年8月1日)

成瀬台ホームケアクリニック

内科、外科、緩和ケアと総合的に患者さんを診察する、訪問診療を主としたクリニックです。健康に暮らせる街作り、安心して自宅で最期を迎えられる地域作りを目指し、患者さんの声に耳を傾けることを大切にしています。

診療科目

内科・外科

住所:〒194-0043
東京都町田市成瀬台 4-23-13

TEL:042-732-3747

URL:https://www.nhc-clinic.com/

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