導入事例インタビュー
たむら内科クリニック様

たむら内科クリニック

田村 亨 様

青森県

院長プロフィール

岩手医科大学医学部卒業。岩手、秋田、青森県で勤務医を経験。それらの経験を活かし、青森県の短命県打破に向けて、地元青森県弘前市で平成30年3月に開業。講演や書籍の執筆などで生活改善・食事改善等の啓発も行う。

食事の改善で青森県を健康にしたい。
疾患の一次予防がスタート地点

―クリニックの特徴を教えてください

 当クリニックでは疾患の一次予防を第一に考え、一般内科診療に加え「糖質制限指導」「ワンコイン健診」なども行っています。
 私の出身地でもある青森県は、いわゆる「短命県」。その原因は雪が多いことや、各都道府県別に比較して平均年収が低いことなど、様々な面での“不利”が影響しています。県民の死亡原因を比べてみると、長寿県として知られる長野県は交通事故が多く、青森県は圧倒的に病気が多い。それならば、「青森県で人を健康にする」ことが、医師として一番やりがいがある仕事だと考えたのです。「健康」への第一歩は「食事の改善」しかありません。そこで「食事指導に重点を置いた医療を提供しよう」というのが、当クリニックのスタート地点です。
 ゆくゆくは医療だけにとどまらず、幅広く地域の人々の生活の全てをサポートできれば、と思います。

院内サーバーにデータを置くことに不安が。
クラウド型で安価な電子カルテを探す

―『カルテZERO』を選択した決め手は何でしょうか

 開院に当たっては電子カルテの導入を早い段階から考え、大手メーカーの製品なども含めて比較検討しました。私の場合、電子カルテに求める最低条件は、データをクラウド上に置けるということ。クリニック内にサーバーを設置して、その中にデータを置いておくことには不安がありました。もう一つ、なるべく初期費用がかからない、ということも重要でした。
 クラウド、費用の2点に絞って探した結果、発見したのが無料の『カルテZERO』。医療機器との連携にやや物足りなさは感じましたが、当クリニックでは1日に数10人単位の採血データを管理するわけでないため「まあ、とにかくこれで始めてみよう」と『カルテZERO』に決めました。実際、開院後もその点はあまり問題ではありませんので、決めて良かったと思っています。

予約アプリや画像アップロードに満足。
親切なサポートがありがたい

―『カルテZERO』を導入して良かった点は何でしょうか

 予約アプリを利用して、予約を取ってくれる患者さんが結構いらっしゃいます。また、画像撮影アプリを使うことで、撮った写真をカルテにアップロードできるので、そういった機能があることはとても便利だと思います。
 また、これは機能ではないのですが、事務担当者が「サポートが親切」だと言っています。わからないことがあれば電話で聞いたりしているようですが、対応が良いようで、ありがたいですね。始まったばかりのチャットサポートはまだ使ったことがないのですが、簡単そうですので次に何かあれば使ってみたいと思います。

データ検索の利便性向上等に期待。
所見の音声入力に対応すると理想的

―今後、『カルテZERO』に期待することは何でしょうか

 検査値の入力フォーマットがないため、今は自作して使っています。デフォルトのフォーマットがあれば、時系列で見られるのでありがたいのですが。雑誌掲載の記事を書いたり、学会発表内容をまとめたりするような場合、データを全て見返さないといけませんので、ソートをかけられると便利です。
 また、「初再診登録」操作を行ったら、カルテ画面や外来受付リスト画面上で、初診か再診か、登録した内容がわかると良いと思います。 保険の面では、当クリニックの場合は「生活習慣病管理料」の算定が重要なので、算定したかどうかのチェック機能があれば便利です。これを見ようとすると、現在は少々手順が面倒ですので。
 また、クラウド型は皆そうなのかもしれませんが、光回線でもスピードが遅い。そこが改善されればなあ、とは思います。あとは、レイアウトを好きに変えたいですね。「ここだけ文字を大きくしたい」「スペースを移動したい」「気分を変えたいから色を変えよう」といったように。これは理想なのですが、ゆくゆくは音声で所見を入力できたら良いな…と思います。
 無料の『カルテZERO』にここまで要求するのは贅沢でしょうか。しかし、こういったことが全て無料でできるようになったら非常に良いですね。

開業に際して大切なのは
「他との違い」と「初期費用」。
無料の『カルテZERO』を使ってほしい

―導入を検討している方にアドバイスをお願いします

 私は開院に際してはコンサルタント等に依頼せず、妻と2人で物件探しから行ったのですが、クリニックを開業するというのは大変なことでした。そこで経験者としてアドバイスするならば、「開業したいならば他の人がやっていないことに特化した方が良い」ということですね。例えば当クリニックの場合、周辺には医療機関が非常に多いので、内視鏡やがん検診だけでは集患は難しいでしょう。しかし、私が注力する「糖質制限」は、青森県内でも専門外来はまだありませんので、大きな強みになっています。
 また、保険は削減される傾向にあり、クリニック経営はどこでも厳しい状況になっていますので、できるだけ初期投資は抑えた方が良い。つまり、何が言いたいかと言うと「無料なので『カルテZERO』を使っていただきたい」ということですね。

(2018年10月3日)

たむら内科クリニック

クリニックでは内科一般の診療を行っていますが、地元青森県の短命県脱出のために、生活習慣病の予防・治療に注力し「糖質制限指導」や、講演会も行っています。医療を越えた健康づくりに貢献していきます。

診療科目

内科・糖尿病内科・脂質代謝内科

住所:〒036-8254
青森県弘前市清水1-9-8

TEL:0172-37-1233

URL:https://www.tmc-aomori.com/