導入事例インタビュー
豊川クリニック様

豊川クリニック

豊川 泰彦 様

東京都

院長プロフィール

1999年 東京慈恵会医科大学医学部卒業。都立駒込病院内科、東京慈恵会医科大学附属病院内科、国立相模原病院リウマチ科、東京慈恵会医科大学附属病院リウマチ膠原病内科など勤務を経て、2007年7月 世田谷区深沢に豊川クリニック開業。2012年 アクセスの良い世田谷区奥沢に移転。
日本内科学会認定内科医、日本内科学会認定総合内科専門医、日本リウマチ学会専門医、身体障害者指定医(肢体不自由)、認知症サポート医。

患者さん目線で診療ができる在宅医療を

―クリニックの開院の経緯を教えてください

 学生時代から免疫疾患に興味があり、大学病院でリウマチ・膠原病を専門に診ていました。一方で、父の内科クリニックなどを手伝い、地域の訪問診療にも携わってきました。
 病院の外来と在宅、この両者には大きな違いがあります。黙っていても患者さんが来てくれる病院の外来では、医師が尊大になることも少なくありません。しかし、患者さんのお宅に伺う在宅診療では、人生の先輩である高齢の患者さんに敬意を持ち、患者さんと同じ目線での医療ができる。病院で専門性を追求するよりも、地域の方を広く見たいという思いが強くなり、在宅中心の完全予約制クリニックを開院しました。

―『カルテZERO』とはどちらで出会いましたか

 2007年の開業時にはレセコンを購入し、カルテは紙。訪問先でメモをとり、クリニックに戻って紙カルテに書き込んでいました。しかし、患者さんの数が増えてくると、その作業は非常に負担です。そこで、レセコンと同じ会社の電子カルテを購入、ノートPCを持って診療に出かけるスタイルに切り替えたのです。ところが数年間使っていると、どうもパソコンの調子がおかしい。点検に出したら、PCごと電子カルテ・レセコンを新調する提案をされ、費用は数十万円必要と言われました。これはどうしたものかと悩みましたが、「最近はクラウド型で費用の安い電子カルテがある」と耳にし、調べてみることに。そこで『カルテZERO』と出会いました。

在宅医療に特化した機能と迅速なサポートに満足

―『カルテZERO』を選択した決め手は何でしょうか

 インターネットで気になる電子カルテを比較してみたところ、在宅医療に一番強かったのが『カルテZERO』です。最も注目した点は、在宅で必要な、先の日付で薬やデータを登録できる「未来日カルテ」の機能。「お試し版」も使ってみて、これならいいな!と思えたため、『カルテZERO』に切り替えることにしました。
 導入の際には、周りの誰に話しても「0円ほど怖いものはないよ」「後から突然請求されることはないの?」などと言われました。確かに「お試し版」ですら、「果たしてこれだけのものが0円で成り立つのか?」というレベル。実際に導入してみると何の問題もないどころか、むしろ以前使っていたカルテよりもできることが多いくらいです。今でも時折「これ、本当に無料でいいのかな?」と思いますね。

―『カルテZERO』を導入して、どんな点に満足していますか

 在宅医療では、カルテに記録を残しておかねばならない事項が数多くありますが、『カルテZERO』は「定型文登録」で自分が必要なテンプレートを作成し、簡単に貼付けることが可能です。また、予めクリニック独自の診療セットを組んでおけば、処方や病名入力が短時間で楽にできます。僕の場合はこの2つの機能で、診療に対応しています。
 また、2年に1度の診療報酬改定に際しては、今までは電子カルテ・レセコンの会社からCD-ROMと分厚いマニュアルが送られてきて、自分で更新しなければなリませんでした。クラウド型の『カルテZERO』はログインすれば最新版が使えるというので、次の改定が楽しみです。これは、更新作業の経験者からすると夢のような話です。
 機能面だけではなく、サポート面も良いと思います。導入初期には、ちょっとした操作がわからないこともありましたが、ちょうど始まったばかりの「チャットサポート」が役に立ちました。「請求金額の月別一覧を印刷したい」「診療セットで組んだ薬の量と、実際に貼付けて入力した後では数字が変わるのはなぜか」など、事務員も僕も気軽に様々な質問をしましたが、そのたびにレスポンスが早いので非常に助かりました。
 また、以前から検査を外注していたのですが、『カルテZERO』導入時にきりんカルテシステムが検査会社と話をしてくれ、導入1ヵ月後には検査結果をストレスなく電子カルテに取り込めるように。こういったサポートには、大変満足しています。

機能改善には感動。将来は自動学習機能に期待

―今後、『カルテZERO』に期待することは何でしょうか

 紹介状等の文書作成機能では、予め定型文を登録しておいて、ボタン1つで貼付くと助かりますね。今、処方は一つひとつコピー&ペーストで移すしかありませんので、そこをもう少し改善してもらえれば、より使いやすくなると思います。薬の数が多いと手入力するのが大変なので、「処方DOボタン」で貼付けることができ、日付が一括で変更できると非常に助かります。ゆくゆくは自動学習機能等もできると良いですね。
 実は『カルテZERO』を使い始めたばかりの時には、病名を確認する画面が医師の入力画面から見ることができず、残念に思っていました。それが1ヵ月も立たずバージョンアップで改善され、これにはちょっと感動しました。一般的な有料電子カルテ・レセコンは、頻繁に改善されることはありませんので。
 『カルテZERO』は有料のカルテと何ら変わらないレベルで使用でき、更に使いやすくなるのが良い。何よりもユーザーとしては『カルテZERO』をどんどん良くしよう!という気持ちが伝わってくるのが嬉しいですね。

多大な資金が必要な開業時、費用無料は力になる

―導入を検討している方にアドバイスをお願いします

 開業する前には、患者さんが1日何人来てくれるか、その後うまく軌道に乗るかは全くわかりません。それでも開業すれば、固定費・人件費等はどんどん出ていきます。
 そのうえ電子カルテを導入するとなると数百万円が必要で、月々のメンテナンス料は安くても数万円。今までそれは「仕方ない出費」でしたが、『カルテZERO』は全てが無料。小規模なクリニックにとっては大きな力になると思います。
 僕も開業当初は患者さんが少なくて大変なこともありましたが、ここ数年で「自分が思い描く医療に近づいて来たのかな」と思います。これからはより患者さんを増やし在宅を充実させたい、そして余裕が出てくれば外来部門を強化したいと考えています。
 そうなっても『カルテZERO』ならばタブひとつで外来と在宅を切り替えられるので、きっと僕の役に立ってくれるでしょう。

(2018年9月20日)

豊川クリニック

在宅医療中心のクリニックで、外来通院が困難な方の自宅へ伺い診療を行っています。患者様は認知症、糖尿病、高血圧、心疾患の方が多数を占め、専門を生かしたリウマチ・膠原病の訪問診療にも対応しています。

診療科目

内科・リウマチ科

住所:〒158-0083
東京都世田谷区奥沢5-24-17-202

URL:http://www.toyokawaclinic.jp/