クリニックの特徴を教えてください

三井 様：
　男性の不妊治療を中心とした、男性専門のクリニックです。妊娠を希望するご夫婦の多くはまず婦人科に行きますが、実は男性側に問題があった、というケースが少なくありません。不妊で悩む男性の診察から治療、手術までをサポートするために、このクリニックを開設しました。

永尾 先生：
　不妊の男性に多いのが、精巣周辺に静脈瘤ができる「精索静脈瘤」という疾患です。精索静脈瘤を除去することで、妊娠の確立が上がるということが証明されています。
当院では「ナガオメソッド」という独自の技術で、より繊細な精索静脈瘤除去の手術を行っております。この技術が高く評価され、国内だけでなく海外からも患者様が来院されます。

『カルテZERO』を知ったきっかけを教えてください

三井 様：
　開業する際にWebで検索をしていて、偶然見つけました。開業資金はできるだけ節約したいと考えていたのですが、電子カルテの見積もりを取ると、導入に250万円、予約システムまで入れると500万円近くもの費用がかかるとわかったのです。とはいえ、電子カルテは必要なシステムで、削ることはできません。
　もう少し他に良い方法は無いものかと模索していた時に、目に飛び込んできたのが『カルテZERO』の「完全無料」という文字です。はじめは、半信半疑です。そこで、「なぜ導入費用・運用費用ともに完全無料なのか？」を電話で問い合わせてみたところ、社員の方が真摯に納得のいく回答をしてくれたこともあり、安心して導入を決めました。

『カルテZERO』の気に入っているところはありますか

三井 様：
　①コストが無料であること、②クラウド型であること、③サポート体制が充実していること、の３つです。予約から会計まで１つのシステムでシームレスに処理でき、その上で無料なんて、実際に使っている今でも信じられません。外出先からでもログインさえすれば最新の予約状況がわかるので、受付に連絡して確認するといった無駄な手間も必要ありません。これは、クラウドならではの利点ですね。
　さらに、何かあればすぐにサポートセンターへ質問できる体制も信頼できます。電話窓口だけでなく、チャットでのサポートが導入されたことで、さらに便利になりました。診療中にカルテの操作で分からない部分があった時は、これまでだと患者さんの目の届かないところで電話で問い合わせをするしかありませんでした。それがチャットだと、電子カルテに書き込むそのままの流れで、周りを気にすることなく質問することができます。これはとても便利ですね。

永尾 先生：
静脈瘤検診をするときも、精液検査の結果が見やすくて重宝しています。患者さんごとに時系列の結果一覧を、医師がすぐに確認できるのがこれまでと大きく違うところです。

『カルテZERO』を利用するにあたって、困っていることはありますか

永尾 先生：
　強いて言うなら、システムの立ち上げやページを開くときに少し時間がかかることですね。データを表示するのに1～2秒かかってしまうことがある。たった一瞬ですが、もどかしく思うことがあります。

三井 様：
　カルテのシステムに関しては何も言うことはありません。データのロード時間が早くなれば、もっと作業効率が上がりそうです。

今後『カルテZERO』に期待することはなんでしょうか

三井 様：
　カルテの視認性向上ですね。今は小さなパソコン（※フルHD非対応）だと、端まで見るには画面を横にスクロールしなければいけません。どんなデバイスであっても、一目でページ全体を見られるようになると、さらに便利になると思います。また、小さな文字が見えづらいので、文字を大きく設定できるように改善されるとありがたいです。

永尾 先生：
　私は他のクリニックに行くことも多く、さまざまな電子カルテシステムを利用しています。そのなかでも『カルテZERO』はシンプルで、最も使いやすいと感じました。今後導入する医院が増えても、今と変わらず丁寧なサポートを続けてもらえると助かります。